『転生貴族の異世界冒険録』は夜州先生によって描かれている作品で、ウェブサイトの「小説家になろう」をきっかけに連載などが始まったライトノベルです。
これまでに、小説・単行本・アニメと順調にステップアップを踏んできたと思われる『転生貴族の異世界冒険録』ですが、打ち切りの理由とは何なのでしょうか。
そこで今回は、『転生貴族の異世界冒険録』打ち切りの理由や噂と真相を解説します。
目次
「転生貴族の異世界冒険録」打ち切りの理由は?
転生貴族の異世界冒険録は第5回ネット小説大賞を受賞した作品でもあり、2023年4月3日から2023年6月19日までアニメが放送されていました。しかし、2025年8月現在ではアニメの続編も制作されていないですし、原作となっている小説や単行本もストップしている状況です。
ただ、このような状況にはなっているものの「転生貴族の異世界冒険録」が打ち切りとなったという情報は出ていません。では、そういった発表がないのになぜ「転生貴族の異世界冒険録」の打ち切りなどが囁かれているのでしょうか。
更新速度
転生貴族の異世界冒険録の打ち切り理由は、やはり原作などの更新速度が関係しているのではないでしょうか。
転生貴族の異世界冒険録の単行本1巻が発売されたのは、2018年11月15日です。そして、現在販売されている転生貴族の異世界冒険録が発売されたのは2025年3月14日でした。これまでの単行本の更新速度は6ヶ月から7ヶ月に1本というペースになっていますが、大元である小説の方は2023年2月を最後にストップされています。このままでは漫画が小説に追いついてしまうことが予想できますね。
現状に満足?
転生貴族の異世界冒険録の打ち切り理由として挙げられているのが、現状に満足しているのではないかという意見です。
原作者である夜州先生は原作の更新などについてはXで一切触れていませんが、転生貴族の異世界冒険録がアニメ化されたときなどは宣伝の投稿を行なっていました。このことがファンの間で不満となっているようで、一部ではアニメ化という1つの目標を達成できたから満足したのではないかという見方もされてしまっているようです。
たしかに、ストップしている状況で何も言わないのは不自然な感じがしてしまいますね。
他の作業が忙しい
転生貴族の異世界冒険録に打ち切りの噂が出てしまっているのは、他の作業が忙しいからではないでしょうか。
夜州先生は転生貴族の異世界冒険録だけではなく、2020年6月からスピンオフ作品である『転生貴族の異世界冒険録 〜カインのやりすぎギルド日記〜』を連載しています。スピンオフ作品も連載中となっており、似ている内容とはいえ、2つ抱えているのはかなり大変なことなので、ファンから心配の意味で打ち切りという噂が出ているのではないでしょうか。
連載先の変更
元々「転生貴族の異世界冒険録」は無料Webコミックサービス『MAGCOMI』で連載が行なわれていました。しかし、転生貴族の異世界冒険録は2020年6月から『月刊コミックガーデン』に移籍しています。
転生貴族の異世界冒険録が『MAGCOMI』から『月刊コミックガーデン』に移籍した理由については明かされていませんが、この事実を知らない人の間で打ち切りという噂が出てしまったのではないでしょうか。
アニメの低評価
転生貴族の異世界冒険録はアニメ化こそされましたが、一部のファンからはあまり高い評価をされていないと言われています。アニメ版では全体的な作画などのクオリティは高かったかもしれませんが、主人公を中心に多くのキャラクターの雰囲気が原作や単行本とは違ったように感じられてしまったようです。
実際に、転生貴族の異世界冒険録を観た人であれば分かると思いますが、序盤で描かれている幼少期の主人公は原作とは異なる印象があります。そういったことがアニメの低評価に繋がり、打ち切りの噂になったのかもしれません。
続編の情報がない
2025年8月現在、転生貴族の異世界冒険録のアニメに関する情報は更新されておらず、それに伴い、続編が制作されているといった情報も発表されていません。そのため、アニメファンからは打ち切りになってしまったのではないかと考えられてしまい、それが「転生貴族の異世界冒険録」全体の噂になってしまったのではないでしょうか。
ただ、近年は様々な作品がアニメ化されるようになっており、シーズン1が終わってからシーズン2が制作されるまで期間が空いてしまうことも少なくないので、仕方がないことなのかもしれないですね。
競合作品の多さ
転生貴族の異世界冒険録は、別の世界で亡くなってしまった主人公が神々に認められて様々な祝福を授けられたチートキャラクターという設定で、貴族ながら冒険者として活躍するというストーリーになっています。細かい設定などは他の作品と異なっていますが、基本コンセプトである異世界に転生するということは他でも取り入れられていることで、そういったジャンルが飽和状態になっていることが確認されていますね。
そのため、転生貴族の異世界冒険録に打ち切りなどの噂があるのは、競合している作品が多いからではないでしょうか。
サジェストワード
転生貴族の異世界冒険録に関して調べようとすると、サジェストワードとして「打ち切り」といった単語が登場します。サジェストワードは事実が反映されているわけではないのですが、これを見た人が転生貴族の異世界冒険録にはそういった噂などがあるのかと感じてしまい、広まっていったのではないでしょうか。
「転生貴族の異世界冒険録」噂と真相を解説!
転生貴族の異世界冒険録に関しては様々な噂が出ていますが、打ち切りというのはデマであると思われます。しかし、ファンとしては今後どのように更新が行なわれているのかは気になってしまいますよね。
原作者である夜州先生のSNSは2024年頃でストップしたままで、現在の状況などは明らかになっていません。ただ、転生貴族の異世界冒険録の第14巻が2025年10月14日に発売することが決定しているので、原作が描かれているところまでは続くのではないでしょうか。
まとめ
今回は『転生貴族の異世界冒険録』打ち切りの理由や噂と真相を解説しました。
転生貴族の異世界冒険録は王道系の作品であり、多くの人が読みやすい内容になっているので、更新がされれば、打ち切りなどといった噂を打ち消すことができるのではないでしょうか。原作とアニメに関しては情報がありませんが、単行本は新刊が出るのが決定しているので楽しみにしておきましょう。