【蜘蛛ですがなにか】アニメが中止の理由は?噂の真相や豪華声優陣まとめ

【蜘蛛ですがなにか】アニメが中止の理由は?噂の真相や豪華声優陣まとめ

人気アニメ『蜘蛛ですが、なにか』には、放送当時「中止になった」という噂が流れました。 しかし、実際には中止されていません。

この記事では、なぜ『蜘蛛ですが、なにか』のアニメに「中止」の噂が出たのか、その理由と真相を詳しく解説します。 豪華な声優陣についても一覧でご紹介しますね!

『蜘蛛ですがなにか』アニメは中止された?理由や真相は?

結論から言うと、『蜘蛛ですが、なにか?』のアニメは正式に「中止」されたわけではありません。たしかに「中止になったのでは?」という噂が視聴者の間で広がりましたが、実際には全24話が最後まで放送され、物語は完走しています。

なぜ「中止」の噂が広まったの?

アニメが中止されたわけではないのに、なぜこのような噂が広まってしまったのでしょうか。 主な理由は「最終回の放送延期」と「コロナウイルスの影響」にあったようです。

最終回の放送延期

中止騒動の最も大きな発端は、最終回の放送スケジュールでした。2021年6月25日に放送予定だった第24話(最終回)。

この放送が「制作進行上の都合」を理由に、1週間延期されることが発表されました。この突然の延期発表を受け、SNSなどでは「アニメが中止になるのでは」という憶測が急速に広がってしまったようです。

実際には1週間遅れで無事に放送されましたが、この出来事が「中止説」を生む大きな原因となりました。

新型コロナウイルスの影響

制作スケジュールの遅れには、新型コロナウイルスの影響も大きかったようです。『蜘蛛ですが、なにか』のアニメは、元々2020年に放送が予定されていましたが、コロナ禍の影響で放送開始が2021年に延期されています。

この1年の延期が、制作スケジュール全体に影響を与えたと考えられます。

  • スタッフの在宅勤務による作業効率の低下
  • 声優収録の日程調整の困難さ
  • 対面でのコミュニケーション不足

これらの要因が重なり、制作の遅延を引き起こしたと見られています。

アニメが「ひどい」と批判された理由は?

『蜘蛛ですが、なにか』のアニメは、「ひどい」と厳しい評価を受けることもありました。 その理由は主に「作画」「構成」「演出」にあるようです。

作画崩壊とCGの問題点

視聴者から最も多く指摘されたのが、作画の品質低下でした。特に第2クール(13話以降)から顕著になったと言われています。

具体的にどのような点が問題視されたのか、以下の表にまとめました。

問題点具体的な内容
バトルシーン迫力ある場面で静止画が多用され、動きが少なかった
キャラクターの動き動きが不自然に感じられる場面があった
背景描写背景が簡略化されている箇所が見られた
CGの使用手描きのアニメーションとCGの融合に違和感があった

(後半はキャラクターもCG化され、さらに違和感が増したとの指摘も)

これらの作画・CGの問題は、制作スケジュールの遅れを取り戻すための措置だった可能性が考えられますが、多くのファンを失望させる結果となりました。

構成とストーリーの問題点

作画以外にも、物語の構成や展開について批判的な意見がありました。

時系列が分かりにくい

主人公の「蜘蛛子」パートと、転生した同級生たちの「人間」パート。

この2つの物語が交互に描かれましたが、時系列が異なっており、原作を知らない視聴者には「いつの話なのか」が分かりにくく、混乱を招きました。

人間サイドのストーリーが退屈

蜘蛛子の必死なサバイバルと比べ、人間パートは地味な展開や政治的な話が続きました。 アクションも少なく、蜘蛛子パートとの落差から「退屈だ」と感じる視聴者が多かったようです。

また、人間側キャラクターの魅力が十分に描かれなかった点も指摘されています。

原作との内容の違い

アニメ化にあたり、原作の重要なエピソードや伏線の描写がカットされることがありました。

これにより、物語の魅力が半減してしまったという意見も見られます。

主人公(蜘蛛子)の「うるささ」

主人公の蜘蛛子は、その状況や考えを常に声に出し続けるキャラクターです。これは孤独な状況を表現する手法でした。

しかし、危機的な状況でも冗談を言ったり、スキルの説明を延々と続けたりする場面も。一部の視聴者からは、この独り言の多さやハイテンションな演技が「うるさい」「しつこい」と感じられ、視聴者を疲れさせてしまったようです。

原作小説・漫画版との違いは?

アニメが批判される一方で、原作小説や漫画版は高い評価を得ています。

漫画版は打ち切り?

漫画版『蜘蛛ですがなにか』は、打ち切りになっていません。 現時点で15巻まで発売されており、連載は継続中です。

ただ、単行本の発売が遅めのペースであることから、「打ち切りになったのでは?」と心配する声が出た可能性はあります。

原作・漫画・アニメの違い

「小説は面白いのに、アニメの作画で全てダメにしている」といったファンの厳しい声もあり、原作の面白さを知っているからこそ、アニメの出来に不満を持つファンが多かったようです。

  • アニメと漫画は、ほぼ同じ内容で進行します。
  • 原作小説は、アニメや漫画とは大きく内容が異なります。

豪華すぎる!『蜘蛛ですがなにか』声優キャスト一覧

アニメ本編には厳しい評価もありましたが、参加した声優陣は豪華な顔ぶれでした。主人公「私」を演じた悠木碧さんをはじめ、実力派の声優が多数出演しています。

キャラクター名担当声優
「私」(主人公)悠木 碧
シュン堀江 瞬
カティア東山 奈央
ユーゴー石川 界人
スー小倉 唯
フェイ喜多村 英梨
フィリメス奥野 香耶
ユーリ田中 あいみ
ユリウス榎木 淳弥
ハイリンス興津 和幸
バルト梅原 裕一郎
アリエル上坂 すみれ
ソフィア竹達 彩奈
ラース逢坂 良太
浪川 大輔
メラゾフィス津田 健次郎
ポティマス森川 智之

アニメ2期の可能性は?

1期には様々な問題点がありましたが、続編となる2期の可能性はあるのでしょうか。

公式発表は「なし」

現在、『蜘蛛ですが、なにか?』のアニメ2期に関する公式発表はありません。

続編の素材は十分

原作小説は全16巻で完結しています。アニメ1期は原作5巻までの内容をカバーしているため、続編を作るための素材は十分にあります。

蜘蛛子がアラクネに進化した後の活躍など、原作の魅力的なシーンはまだ多く残されています。

まとめ

今回は、『蜘蛛ですがなにか』アニメの中止の噂の理由や真相について解説しました。「中止」はあくまで噂であり、制作スケジュールの遅れが原因だったようですね。作画や構成に課題はあったものの、原作の面白さや豪華声優陣の演技も魅力の作品です。 ぜひこの記事を参考に噂の真相を理解した上で、改めて原作やアニメに触れてみてくださいね!