SKY-HI(スカイハイ)名前の由来や本名は?なぜプロデューサーになった?プロフィールや経歴も紹介

SKY-HI(スカイハイ)名前の由来や本名は?なぜプロデューサーになった?プロフィールや経歴も紹介

AAA(トリプル・エー)のメンバーとしても活躍し、ソロでは気鋭のHIP HOPアーティストとして、さらに株式会社BMSGのCEO兼プロデューサーとしても注目を集めているSKY-HI(スカイハイ)さん。多彩な顔を持つスカイハイさんですが、名前の由来や経歴はご存知でしょうか。

この記事では、スカイハイさんの本名などの詳しいプロフィールから、名前の由来、プロデューサーになった理由、そしてアーティストとしての魅力や経歴まで、詳しく紹介していきますね!

SKY-HIのプロフィール

さっそく、SKY-HIさんの詳しいプロフィールを見ていきましょう。スカイハイさんの本名は、日高光啓(ひだか みつひろ)さんです。

パフォーマンスグループ「AAA」で活動していた時は、本名で活躍されていました。

(AAAは2020年12月31日をもって活動を休止しています)

その他のプロフィールを、表にまとめてみました。

項目内容
本名日高 光啓(ひだか みつひろ)
ソロ活動名義SKY-HI(スカイハイ)
生年月日1986年12月12日
年齢38歳
出身地千葉県 市川市
身長173cm
血液型O型
最終学歴早稲田大学(中退)
所属株式会社BMSG(CEO)
趣味サッカー
特技ドラム、ヒューマンビートボックス、ピアノ

SKY-HIさんは、お父様がパイロット、お母様がキャビンアテンダントというエリート一家に生まれました。自身も非常に優秀で、小学生の時には国語の全国模試で1位になったこともあるそうです。早稲田大学の付属中学に入学し、そのまま大学まで進学されましたが、音楽活動に専念するため中退されています。

SKY-HI(スカイハイ)名前の由来は?

「SKY-HI」という名前の由来、気になりますよね。この名前は、SKY-HIさんが尊敬するヒップホップグループ「ULTRA NANIWATIC MC’S(ウルトラ・ナニワティック・エムシーズ)」の先輩に名付けてもらったそうです。

由来は2つあると言われています。

  1. スカイハイの本名「日高(ひだか)」をもじったもの
  2. 「空のように高く無限の可能性を」という意味

AAAでの活動が始まる前から、ラッパーとして活動する際に使っていた名前なんですね。当時は事務所に隠れて活動していましたが、今ではその名前と実力が認められ、ソロ活動の公認名義となっています。

SKY-HIの経歴

多彩な才能を持つSKY-HIさんは、どのような経歴を歩んできたのでしょうか。時系列で見ていきましょう。

幼少期〜学生時代

SKY-HIさんは未熟児として生まれ、左耳に「先天性聴覚障害」というハンデを抱えていました。子供の頃はプロサッカー選手に憧れていましたが、難聴がプレーに支障をきたすことから、その夢を諦めます。

中学生の頃、RHYMESTER(ライムスター)のビデオを観たことをきっかけにラップに目覚めます。同時期にバンド活動(ドラム担当)も始めますが、音楽の道も難聴を理由に諦めかけていました。

しかし、お父様からの言葉をきっかけに、難聴を「強み」として捉え直し、音楽の道を志すようになります。意外なことに、中学3年生の時にはジャニーズ事務所に履歴書を送り、ジャニーズJr.として活動していた時期もありました。

AAAデビューとソロ活動

高校時代にエイベックスのオーディション「エイベックス男募集!」に合格したことをきっかけに、ジャニーズ事務所を退所。

2005年にパフォーマンスグループ「AAA」のメンバー「日高光啓」としてデビューし、同年の日本レコード大賞(最優秀新人賞)を受賞します。

しかし、ラッパーへの夢も捨てきれず、AAAでの活動と並行して、事務所に隠れる形で「SKY-HI」として深夜のクラブなどでラッパーとしての活動を開始します。

ラッパー「SKY-HI」としての確立

地道なクラブでの活動でラップスキルを磨き続けたSKY-HIさん。

  • 2012年:「WOOFIN’ AWARD 2012 ベストオブラッパー部門」を受賞。
  • 2013年:両A面シングル「愛ブルーム/RULE」でソロメジャーデビュー。
  • 2017年:ソロとして初の日本武道館公演を成功させます。
  • 2018年:マーベル映画『ブラックパンサー』のCMにラップで出演。

「アイドルラッパー」と揶揄されることもありましたが、その圧倒的な実力で、ヒップホップ界からも高い評価を得るアーティストとしての地位を確立しました。

BMSGの設立

2020年、「才能を殺さないために。」をスローガンに、マネジメント&レーベル会社「株式会社BMSG」を設立し、自らCEOに就任します。翌年には、私財1億円以上を投じたオーディションプロジェクト『THE FIRST』を開催。

このオーディションから誕生した「BE:FIRST(ビーファースト)」は、今や絶大な人気を誇るボーイズグループとなりましたね。

SKY-HI(スカイハイ)の魅力とは?

アーティストとしてもプロデューサーとしても人々を惹きつけるSKY-HIさん。その魅力はどこにあるのでしょうか。

1. 整ったルックス

スッとした鼻筋と、切れ長でくっきりとした二重の瞳が印象的な、端正なルックスは大きな魅力の一つです。

ご本人も「自分がイケメンである」という自覚を持つことの必要性を語っており、その意識がパフォーマンスをさらに輝かせているんですね。

2. 圧倒的なラップ技術

SKY-HIさんの代名詞とも言えるのが「高速ラップ」です。ただ速いだけでなく、一言一言が非常に聞き取りやすいのが特徴。

地道に磨き上げてきた卓越したラップ技術は、ヒップホップファンだけでなく、ラップ初心者をも魅了しています。

3. 高みを目指し続ける挑戦心

ライブの演出をすべて自分でプロデュースするなど、エンターテイナーとしても常に高みを目指し続けています。

そして近年の最大の挑戦が、前述のマネジメント&レーベル会社「BMSG」の設立と、オーディションプロジェクト『THE FIRST』の開催です。

自らリスクを背負い、日本の音楽業界に新たなカルチャーを生み出そうとする挑戦心が、多くの人を惹きつけています。

なぜプロデューサーになった?BMSG設立の理由

長年プレイヤーとして第一線で活躍してきたSKY-HIさんが、なぜプロデューサーの道を選んだのでしょうか。

関連記事:虹プロのエースとも言うべきミイヒが痩せすぎで別人に?

「過去の自分」を救うため

SKY-HIさんは以前、「アイドルとして見られたくない」「ほかのラッパーと括られたくない」といった葛藤を抱えていたと語っています。

「〇〇の誰々」という「装飾」が、とても息苦しかったそうです。BMSGという会社名は「Be My Self Group(自分のままでいろ)」という言葉の頭文字から取られています。

近年、若い世代から相談を受けることが増え、「過去の自分」と同じような境遇の若者たちを見るようになったSKY-HIさん。彼らが自分らしく輝ける「道」を作ることで、過去の自分のトラウマをも解消できるのではないか、と考えたそうです。

「自分のために人を救っている」と語るように、これはSKY-HIさん自身が最高の音楽人生を送るための、利己的で切実な思いから始まっているんですね。

日本の才能を守るため

『THE FIRST』の開催時には「日本の素晴らしい才能が韓国へ行ってしまうのは勿体ない」とも語っていました。K-POPが世界を席巻する中で、日本のアーティストやアイドルが「自分らしく」いられる環境を作りたい、という強い危機感も、BMSG設立の大きな理由の一つだそうです。

『THE FIRST』の総集編を見てみたい!という方は、公式がアップしているYoutube動画を見てみてくださいね!

出典元:THE AUDITION︱BOYS GROUP AUDITION 2021「THE FIRST」-Highlights-

まとめ

今回は、SKY-HIさんの名前の由来や本名、プロデューサーになった理由、そしてその経歴や魅力について紹介してきました。

ラッパー、経営者、プロデューサーとして、常に挑戦を続けるSKY-HIさん。この記事を参考に、ぜひSKY-HIさんの音楽やBMSGの活動に触れてみてくださいね!