【おおきく振りかぶって】作者が死亡?連載終了の噂や現在も調査!

【おおきく振りかぶって】作者が死亡?連載終了の噂や現在も調査!

大人気野球漫画『おおきく振りかぶって』について調べようとすると、検索候補に不穏なワードが出てきて驚いたことはありませんか?

この記事では、「おおきく振りかぶって」の作者の死亡説や、連載終了が噂される理由について徹底的に解説します。

『おおきく振りかぶって』作者が死亡した噂は本当?

インターネット上で噂されている「おおきく振りかぶって」作者の死亡説の噂ですが、結論から申し上げますと、これは完全にデマです。作者であるひぐちアサ先生はご健在で、2025年現在も講談社の漫画雑誌「月刊アフタヌーン」にて精力的に連載を継続されています。

連載は20年以上続く長寿作品へ

本作は2003年の連載開始から20年以上が経過しており、今や日本を代表する野球漫画のひとつとなっています。2025年6月には待望の最新刊となる単行本「38巻」も発売されており、物語は着実に進んでいます。

これほど長く愛され、現在も新刊が出ている作品に対してなぜ死亡説が流れてしまうのか、その背景には現代ならではの情報の広がり方や、作品特有の事情が深く関係しているようです。

「作者死亡」や「連載終了」と言われた理由

ひぐちアサ先生がお元気であるにもかかわらず、なぜこれほどまでにおおきく振りかぶって 作者 死亡説や連載終了の噂が絶えないのでしょうか。そこには、ファンの心配や、ネット検索の仕様など、いくつかの理由が存在します。

ここでは、その主な原因を3つのポイントに絞って深掘りしていきましょう。

物語の進行スピードが非常に丁寧でゆっくりだから

最大の理由は、この作品の最大の特徴でもある「丁寧な心理描写」と「リアルな試合展開」にあります。『おおきく振りかぶって』は、一球ごとの配球や選手の心理を緻密に描くスタイルをとっているため、物語内の時間の流れが現実に比べて非常にゆっくりです。

  • 連載期間:20年以上
  • 作中経過時間:約1年強(高校入学〜2年生進級まで)

主人公の三橋たちが高校2年生に進級するまでに、現実世界では約20年もの月日が流れました。このペースに対し、一部の読者から「このままのペースでは、完結するまでに作者か読者の寿命が尽きてしまうのではないか」というジョーク交じりの心配の声が上がり、それがいつしか「死亡説」という噂へと変換されてしまったと考えられます。

過去に「充電期間」や「産休」による長期休載があったから

2つ目の理由は、過去の休載実績です。長期連載作品にはつきものですが、本作も何度か長期のお休みをしていた時期がありました。

  • 2010年:充電期間として約1年間の休載
  • 2016年:第2子出産のため約1年間の休載

特に2016年の休載は、ひぐち先生の「出産・育児」というおめでたい理由によるものでしたが、事情を詳しく知らない層の間で「病気療養ではないか?」、「体調が悪化したのでは?」という憶測が飛び交ってしまいました。

長期にわたって作品が掲載されない期間があると、どうしても「連載終了」や「作者の身に何かあった」という不安が増幅されやすいですよね。

検索エンジンの機能

3つ目は、インターネット特有の現象です。「休載理由は?」、「元気かな?」と心配したファンが検索窓にキーワードを入力する際、過去の噂に引きずられて「死亡」という単語も一緒に検索されることが増えました。

その結果、検索エンジンが「この単語はよく一緒に検索されている」と判断し、自動的に「関連キーワード」として表示するようになります。これを見た新たな読者が「えっ、亡くなったの?」と驚いてさらに検索するというループが発生し、根拠のない噂が定着してしまいがちです。

【2025年最新】物語はどこまで進んでいる?

現在の38巻(2025年6月発売)までの内容では、西浦高校野球部は新たなステージに突入しています。

ついに2年生編が本格始動!

長かった1年生編が終わり、三橋たちは無事に高校2年生になりました。 これまでは「部員全員が1年生」という特殊な環境でしたが、新入部員が入ってきたことで先輩としての自覚や、ポジション争いという新しいドラマが生まれています。

  • 新入部員:経験者を含む個性豊かな後輩たちが加入。
  • チームの変化:人数が増えたことで、紅白戦などの実戦練習が可能に。
  • 三橋の成長:エースとしての自覚や、将来に対する考え方に変化の兆し。

「甲子園優勝」という大きな目標に向けて、チーム内での競争や人間関係の化学反応がこれまで以上に熱く描かれています。スローペースではありますが、その分だけ彼らの成長をじっくりと見守ることができるのが本作の醍醐味ですよね。

待望のアニメ3期の可能性はあるのか?

アニメファンにとって気になるのが、「第3期はいつ放送されるのか?」という点ですよね。 第2期『〜夏の大会編〜』の放送から長い年月が経っていますが、可能性はゼロではありません。

原作ストックは十分に溜まっている

アニメ化に必要な「原作のストック」という観点で見れば、状況はかなり良好です。

  • アニメ化済み:1巻〜14巻(夏の大会まで)
  • 未アニメ化:15巻〜38巻(2025年12月時点)

なんと、単行本にして24巻分もの未映像化エピソードが存在しています。これは、2クールどころか、長期シリーズを制作するのにも十分な量です。新人戦やオフシーズンのトレーニング、そして2年生編と、映像で見たいシーンは山ほどありますよね。

再アニメ化の可能性はある?

一方で、前作から10年以上が経過しているため、スタッフやキャストの再集結、制作委員会の立ち上げといったビジネス的なハードルがあるのも事実です。

しかし近年では、『スラムダンク』や『るろうに剣心』のように、長い時を経て新作アニメが制作されるケースも増えています。根強いファンが多い作品ですので、何らかのきっかけでプロジェクトが動き出すことを期待して待ちましょう!

まとめ

今回は、おおきく振りかぶっての作者の死亡説についてや、連載継続、アニメ化について詳しく解説しました。ネット上の噂に惑わされることなく、ゆっくりと、でも着実に成長していく三橋たちの姿を、これからも一緒に応援していきましょう!