さまざまな漫画が新たに連載が始まり、それと同時にいくつもの漫画が連載終了を迎えています。直近では少年漫画として非常に人気を集めていた呪術廻戦や僕のヒーローアカデミアなどが完結を迎えて連載が終了しました。
今回はその中でも2017年から講談社で連載をスタートさせた図書館の大魔術師という作品について、打ち切りといわれる理由やつまらないと言われる原因に迫っていきたいと思います。
目次
図書館の大魔術師について
まずは今回ピックアップする図書館の大魔術師の概要やあらすじなどについて紹介していきます。
図書館の大魔術師は2017年12月号から「good!アフタヌーン」にて連載されている漫画です。作者は泉光。ジャンルとしては「異世界ビブリオファンタジー」とされています。
単行本も発売されており、2025年6月までに9巻発売されており、単行本の累計部数は160万部を超えています。
あらすじ
辺境の小さな村に住んでいる本作の主人公で本が大好きな少年シオ=フミスは、混血であったため差別的な扱いを受けていました。主人公のシオはある日、村長の娘であるサキヤと仲良くなります。村長の所有する図書館に潜り込んで大好きな本を読むことが唯一の楽しみでした。
ある日、魔導書の回収のために訪れた司書のセドナ=ブルゥと出会って、カフナたちの活躍もあり出入り禁止にされていた図書館にも入れるようになりました。そして主人公のシオは司書になろうと考え、受験日までにさまざまな勉強や努力をして試験に臨みます。
図書館の大魔術師の打ち切り理由について
累計発行部数も160万部を超えるほどの人気を誇っている図書館の大魔術師ですが、一部では打ち切りの噂が立っているようです。続いては、その真偽について迫っていきたいと思います。
結論、図書館の大魔術師は打ち切りや休載をするという予定はありません。作者も作品に対して物語を最後まで描き切る意思を表明しているため、急に打ち切りになることは今後も可能性が低いと思われます。
ただ、ファンや読者の間での憶測からそのような噂が生じているようです。ではなぜ、そのような噂が出るのでしょうか。
単行本の発行ペースが原因?
単行本はどの漫画でも決まった期間で発売されることが多いです。実際に図書館の大魔術師も1~3巻までは6カ月~7カ月程度を周期に単行本が発行されていました。しかし、4巻以降は年1回のペースに落ちてしまっているため読者やファンは連載が終わるのではないかと心配になります。そのようなことから、図書館の大魔術師が打ち切りといわれる理由になっていると思われます。
漫画によっては何年も最新話が更新されないということもあり得るため、年に1回だとしても発行されているのであれば心配はないでしょう。気長に発行を待ちましょう。
図書館の大魔術師の検索候補が原因?
図書館の大魔術師をグーグルやヤフーといった検索エンジンで調べようとすると、検索候補に「打ち切り」という単語が出てきます。実際には作者や公式からそのような発表はないですが、図書館の大魔術師を気になった人がふと検索したときにそのような打ち切りと言うワードが候補として出てくることで打ち切りする噂が広まったのだと思われます。
また、候補に出ることで元々は打ち切りについて調べる予定ではなかった人もそれを調べてしまうため、より検索エンジンの候補に出てきてしまうということが起こってしまいます。
図書館の大魔術師はつまらないと言われる原因
打ち切りの噂が囁かれている図書館の大魔術師ですが、一部ではつまらないと言われているようです。基本的には肯定的な意見が多い作品ではありますが、そのようにいわれる原因には何があるのか探っていきましょう。
作品のテンポ感が原因?
図書館の大魔術師はキャラクターの繊細な描写や世界観の構築に力を入れている雰囲気があるため、人によっては展開がゆっくりに感じられることもあります。現代では速いテンポの方が好まれる傾向にあるためにつまらないと感じられる可能性があります。
複雑な設定と専門用語の多さが原因?
前述のとおり、図書館の大魔術師は世界観の構築にかなり力を入れている作品であるため、多くの専門用語や複雑な設定が登場する作品になっています。こういったことは初めて読む人にとっては読み進めるハードルが高く感じてしまうのかもしれませんね。
ただ、一度読み進めてしまえばスッと入ってくるのでそこまで気にする必要はないでしょう。
登場してくるキャラクターの多さが原因?
図書館の大魔術師には非常に多くのキャラクターが登場してきます。加えて、それぞれのキャラクターがそれぞれの物語を持っています。これも、独特な世界観を構成して作品に深みを生み出す効果がありますが、ライトな読者にとってはすべてのキャラクターやストーリーを把握するのが難しいと思われます。
このようなところから、図書館の大魔術師はつまらないと感じる読者も一部ですが、いるようです。
図書館の大魔術師にアニメ化の噂
これまで、図書館の大魔術師が打ち切りされる理由やつまらないと言われる原因などについてみていきましたが、本作品のアニメ化も噂されているようです。
決定的な情報があるわけではないようですが、美しい作画とファンタジーな世界観をアニメでも見てみたいとファンから熱望されています。
作品自体かなり人気があり、連載されている「good!アフタヌーン」では多くの読者から好評を得ています。そのため、アニメ化を希望する声が多くなっているようです。
最後に
今回は人気作品の図書館の大魔術師について、打ち切りと言われる理由やつまらないと言われる原因などに迫っていきました。細部までこだわられた世界観やキャラクターの多さなどから一部ではつまらないと感じる読者もいるようですが、現状まったく打ち切りの予定はありません。
一方で、アニメ化を期待する声も大きくなっているため、ファンや読者の方は期待して待っていることかと思われます。作品が気になった方はぜひ原作や単行本をチェックしてみてください。